代表の稲田礼子です。
弊社はご契約いただいている企業・団体様に対して、健康経営優良法人認定のサポートを行っていますが、2021年度から自社も認定を受けています。
今回は、健康経営ブライト500取得企業の座談会についてご紹介致します。
2022年12月8日にブライト500企業による座談会が大阪にて行われました。
座談会では私、稲田と健康経営推進担当者の平川が参加し、弊社以外のブライト500を取得された企業の担当者様と、健康経営を行う意義や現状の課題などについて話し合い、今後の健康経営について議論致しました。
参加されていた企業の方は、皆様従業員の健康問題に課題意識を持っておられ、認定を取る前から健康経営の理念に基づいた実践を行っておられる方々ばかりでした。
他社事例や理念を共有できたことは、これから健康経営に取り組もうとする企業に参考となるだけでなく、既にブライト500を取得している弊社にも刺激となりました。
また、企業座談会のあとに、産学連携かちぞうzemi(※)の一環として、ブライト500企業と関西学院に在籍する大学生との座談会が行われ、今後の就活で重視する点など、忌憚のない意見交換を行いました。
学生さんから、そこで「健康経営は採用活動の強みになるか」という質問がありました。
新卒生にあたる若い世代の人たちは、健康の大切さに対してまだ実感も薄いため、就職活動の企業選定基準に健康経営の有無など考えていないと思う企業もあるかもしれませんが、若い世代こそ自分の働き方を強く意識しています。
健康経営は従業員満足度を上げるにとどまらず、社内の業務効率の改善と生産性の向上につながり、結果として企業利益を上げ、従業員に還元でき、そして企業イメージも向上させることができる有効な経営戦略です。
そのような経営視点を持っている企業かどうかを社外にアピールできるという点で採用活動においてもプラスの効果が期待されます。
今後も、多くの企業にわが社のことを知ってもらい、自社の健康経営のみならず、プロ集団として産業衛生を推進し、ご縁のある企業様の健康経営の一助となる提案、活動を行っていきたいと思います。
※一般社団法人そばくりラボ主催の「かちぞう企画」の一つで、産学連携で価値創造にチャレンジする実践的なPBL(Problem Based Learning)活動のことです。より良い社会の構築を目指して価値創造するための実践的な調査研究活動に、学生がチーム単位で半年間かけて取り組んでいます。