健康管理とセルフケア(産業衛生シリーズ)

代表の稲田礼子です。

本コラムは、私が日頃の産業医活動の中で行なっている講話から、一部をご紹介するものです。健康経営※に取り組む皆様のお役に立ちますと幸いです。

今回は健康管理とセルフケアについてです。

新年度を迎え、新たな気持ちで最高のパフォーマンスを出したいと思います。そのための基本となるのは、何よりも健康管理です。

今日は、「社会人に求められる健康管理」がテーマです。

【睡眠】

適度な睡眠は健康の基本です。

寝不足の原因は様々ですが、規則正しい生活リズムを送ることが健康維持に不可欠です。

もし眠れない、しばしば目が覚めるなどの状態が続く時は早めに健康管理スタッフや医療機関に相談しましょう。

【食事】

食事は身体と脳を動かすエネルギー源ですが、食べ過ぎは生活習慣病のもとになります。

栄養バランスを考えた適切な食事を毎日同じ時間に朝・昼・夕とりましょう。

【運動】

適度な運動を生活リズムに組み入れましょう。

運動によって筋肉量が増え、基礎代謝量が増えると免疫力が高まります。

腹筋や背筋など身体を支える筋肉や脚の筋肉は腰痛の予防にも繋がります。

目次

こういった反応が出たときは要注意!

【こころの面】

悲しみ、憂うつ感、不安感、イライラ感、緊張感、無力感、やる気が出ない

【身体面】

食欲がなくなる、寝つきが悪い、朝早く目が覚める、動悸がする、血圧が上がる、手や足の裏に汗をかく

【行動面】

消極的になる、周囲との交流を避けるようになる、飲酒、喫煙量がふえる、身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがない

セルフケアは普段から意識することが大切です

生活リズムを整えたり4つのRを参考にケアしておきましょう。

※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

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